ダイアナボールは、ステロイドの代名詞のようなものである 。またチャンピオンのプレックファーストと呼ばれ60、70年代はステロイドユーザーの全てが使用していたものである。現在でも根強い人気があり世界中で使われている経口剤のステロイドである。ダイアナボールはアメリカの製薬会社シバ社の商標であり、現在シバ社は製造していないのでさまざまな名前の商品が流通しているが、ダイアナボール、d-bolと一般的に呼ばれている。
1956年にアメリカのジョン・ジグラー博士により開発されシバ社が特許を取り発売された。瞬く間にアスリート中に噂が広まり使い出した。その後ほとんど医療の現場よりパフォーマンス向上の目的で使用するのが多いということも考えらるが、理由は明かではないが 1982年にシバ社は製造中止にしてしまった。とはいえ世界の多くの国で製造されており現在でも容易に入手ができる。タイ、ロシアや東欧の物が有名。
ダイアナボールのアナボリック効果はステロイドの中でも強力な部類に入る。アンドロゲニック作用も強いので女性には不向き。また構造上、肝機能に多大なダメージを与えるので長期の使用は薦められない。短期間6-8週間で15-40mg/日が目安であろう。単体でも効果があるが通常注射剤のステロイドとスタックし使うことが多い。デ力とのスタックは非常に有名である。デカやプリモボランまたテストステロンとスタックすれば非常に効果的で短期間にバルクアップできるだろう。具体的にはd-bol20-40mg/日、デカ200mg/週使えば十分満足できる結果が得られるはずだ。ちなみにアーノルドはd-bolとプリモボランとのスタックがお気に入りだったとか。経口剤のみのスタックなら、d-bolとプリモボラン錠、スタノゾロールが効果的である。d-bolと同じような働きをするのでアナドロールとのスタックは薦められない。副作用が強くでるのでd-bol単体を多めに使うほうがましであろう。
使用量 15-40mg/日3、4回に分けて服用
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