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18ナンドロロンデカノエイトvsテストステロン

ナンドロロンデカノエイトとテストステロンのどちらをスタックのベースにするかはステロイドユーザーの中でも意見が分かれるし、これから使用を考えているひとも迷うことだと思う。いずれもどのステロイドとも相性が良い共通点がある。両方とも使用するのも効果的なスタックだが、さまざまな理由で片一方しかセレクトできない場合もある。例えば、女性の場合はテストステロンを使えば男性以上に強力に作用して筋力、筋量アップが可能だが、副作用(声変わり、クリトリスの肥大、多毛症、月経の不順または停止、乳房の縮小)が起こりやすく、しかも一度おこれば改善は非常に難しいものだ。医療現場では女性が男性への性転換にテストステロンを処方されているので、それだけ強力なのである。このため通常女性は、テストステロンは使わず、デカを使用する人が多い。かといってデカが完全にアンドロゲニック作用がゼロというわけにはならないのである。同様にプリモボラン、スタノゾロールもである。残念ながらアンドロゲニック作用がゼロのステロイドは存在しない。女性の場合はステロイドを使用する場合は男性以上に注意が必要である。


次に体質的にアロマタイズしやすい人、10代後半から20代前半のテストステロンが高い人は使うべきではないというより使えないであろう。というのはすぐに女性化乳房の兆候が出てくるからである。外部からテストステロンを補充してもどんどん女性ホルモンに変換されては意味がないからである。ノルバテクスを併用しなければ使えないようであれば、あまり体にあっていないと判断しても良いだろう。1 0代でのステロイド使用は賛否両論あるが、欧米では使用者はかなり多いと思われる。というのは20代前半で10年以上もハードなトレーニングを積まなければ獲得できないような体のビルダーは多い。当然ステロイドを4-5年以上は使用してトレーニングをしたことが推測できる。ナチュラルならよほど素質があるとはいっても毎日牛を一頭は食べ続けなければ無理だろう。テストステロンをベースにするのがベターな人はもともとテストステロンレベルが低い人や、性欲が低下した人、朝立ちがほとんどない人である。プロと違い、食って寝るだけの生活ではないので、仕事のストレスなどの影響でテストステロンのレベルが低くなることは多い。このため古来より、精力剤がもてはやされているのである。低テストステロンの状態だとトレーニングをいくら続けても、数年間も使用重量、体重に全く変化がないプラトーに陥る。こういう人に限ってトレーニングの服装も変化なしと言う場合が多い。ドリアンに「おーい。生きているのか?」といって肩を揺さぶられるのが落ちだ。また既婚者はテストレベルの向上により夫婦仲が改善される効果も期待できるかもしれない。年齢でいえば、20代後半以上はテストステロンがベターと思われる。ただし、もともと性欲が強い人はサスタノン1アンプルぐらいで、「歩く生殖器」になるので注意が必要である。テストステロンは効果は高いが、副作用はその分きつい。WARの中でも、ミスターオリンピアでもテストステロンは良く作用するとしており、ステロイドビギナーが手を出すべきではないと述べている。デカやプリモをメインとしたサイクルを何サイクルか経験して、効果が薄れてきたら使うことを薦めている。デカ、テストステロンはどちらもそれぞれ特徴があるので、いろいろな状況を把握してセレクトするほうが良いであろう。両者がステロイドスタックのベースとなるステロイドであることは間違いないようだ。



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