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Insulin (Insurin)

更新日:2023年4月3日


インシュリン、糖尿病の治療薬として知られている。アスリートは筋量アップのためにこれを使うのが一般的である。実際 IOCの禁止薬物に近年リストアップされている。

このドラッグは過小評価も過大評価もしてはいけない。非常に使用に際しては注意を払わなければいけないハイリスクなドラッグである。使用を間違えれば即死も決して誇張ではない。血液中の栄養素を細胞に送り込む働きをする。ステロイドと併用することにより体内では強力なアナボリックの状態になる。すなわち、細胞では蛋白合成が活発になっているところに(ステロイドによる)、栄養素を送り込む(インシュリンによる)というわけである。これによりステロイド単独よりも数段筋量アップしやすくなるというわけである。ほとんど全てのプロビルダーがインシュリンとステロイドを利用しているけれども実際にはさらに成長ホルモンもが加わる。ステロイド、成長ホルモン、インシュリンこれら3つの併用により現代のプロもしくはトップアマチュアのサイズが始めて獲得できる。またステロイドの大龍使用よりもこれら3種類を適量使用するほうが安全かつ効果的なのである。

インシュリンのメリットとしては尿検査では検出不可能と言う点があげられる。ドラッグテストのあるスポーツのアスリートの間では少量のテストステロン、成長ホルモン、インシュリンを使うのが常識となっている。また価格と流通性もメリットであろう。利用者も多く(糖尿病の治療として)大量生産されているため価格はリーズナプルであり、世界中どこでも入手が容易である。アメリカでは処方箋なしで薬局で買えるようである。

デメリットとしては副作用がかなり深刻である点である。インシュリンはコントロールが難しいホルモンであり、大量に取りすぎた場合すぐに昏睡状態になりそのまま死亡ということは珍しくない。これは一気に血液中の糖が細胞に送り込まれるため低血糖症になるからである。兆候としては眠気や空腹を感じ出したら要注意である。この場合即座に単糖類、それこそ角砂糖でもいいので口に入れて血糖値をあげなければいけない。

一番良いのは摂取後2-3時間は誰かについといてもらうのが良いだろう。たとえ気を失ってもたたき起こしてくれるはずだ。さもなければ昏睡状態になり最悪、死というのも十分ありうる。某有名ビルダーの急死はインシュリンの使用が原因ではないかと思う。情報によればしょっちゅう低血糖のため気を失うことがあったらしいというではないか。どんなダイエットでも異常に血糖値が変動するものかということに疑問がある。

他の副作用としては長期間の使用によりインシュリンの感受性が鈍くなり、結果として糖尿病になる可能性がある。また成長ホルモンのように腹が膨れる、つまり内臓が肥大する。

摂取タイミングとしてはトレーニング終了後直ちに打つのが望ましいとされている。体内がアナボリックな状態になっているからだ。Anabolic2000にはアスリートはトレーニング終了後にロッカールームまたは車の中で摂取していると記述されている。しかし、アメリカでは珍しくない光景かもしれないが、日本ではかなり危ない奴と認識されるであろう。ジムの出入り禁止にならないようトイレの中で摂取することを薦める。

使用量はGH同様に個人差がかなりある。一般的にビルダーの間では除脂肪体重6-10kgにつき1単位使うようであるが始めて使う場合は1-2単位/dayで十分であろう。徐々に慣れてきたら量を増やすようにしたほうが良い。これは他のドラッグでも当てはまる。



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