アナボリックステロイド以外の薬物
クロミッド、通常医療現場では女性に排卵誘発剤として処方される。排卵が正常に行われない女性に使われる。双子以上は通常排卵誘発剤を使わないと起こらないようである。経口剤であり、1錠=50mgのタイプが多い。
ステロイドユーザー(男性のみ)はこれを睾丸の機能回復に用いる。強いアンドロゲニック作用のステロイド、テストステロン、アナドロール、ダイアナボールを使用すると体内では自身のテストステロンの製造をストップさせる。このため睾丸は萎縮し性的な興味は失われ、あったとしても体がうまく反応してくれなくなる。インポまではいかなくても、強いアンドロゲニック作用のステロイドを使用したときの初期の状態の性欲の亢進、勃起の持続の反対に今度は逆の状態が起こる。このためサイクル中、もしくはサイクル終了時に使用して素早く睾丸の機能回復をはかる。
アンドロゲニック作用の低い、デカ、プリモボラン、スタノゾロールでは通常必要としない。この薬剤なしに睾丸の機能が正常な人間がテストステロンを使用すると、大変なことになる。自然回復ではかなりの時間がかかり、この間正常値より低いテストステロンレベルに肉体がさらされる。このため、筋量、筋力の減少や精神的にうつの状態になり無気力な状態になることが多い。うつ状態を解決するために、イリーガルな覚醒剤などのドラッグに手を出す人もいるようだ。ちなみに日本で一番でかいとされた岩間氏は例の事件のとき覚醒剤とアナボリックステロイドを使用していた。ステロイドと覚醒剤をスタックして起こった事件かもしれない。作用の強いステロイドを使用しているときはアルコールに対しても普段とは違う反応がでてしまいがちである。理性を制御しづらくなるのだ。ステロイドサイクル中のアルコールや興奮剤には注意が必要だ。
使用量 50mg-100mg/毎日(1-2週間の継続投与)
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